ライティングの在宅ワークで見えたこと。

zaitaku-writingWork

ブログ更新、3~5月は約2ヶ月の空白ができました。

この間に私は「書く仕事が苦手だ」という新発見をしていました。

 

書くことが好きだったはず

私、ブログ歴16年なんです。

実は大学1年の時からコンスタントに書いていました。

それこそ当時の彼氏との出来事を赤裸々に書いていたりと、若気の至りですね。

でもそのブログは当時の彼も読んでいたので、直接伝えられない思いとかを敢えて書いて「おい、こういう気持ちなんだ、分かれよ?」なんて、間接的、一方的に気持ちを主張する卑怯な手段の1つでした。笑

でも彼は彼で「ブログ見たんだけど、そうだったんだね。」とか、彼にとって都合のいいツールでもありました。

 

そしてびっくりしたのは、ある時、彼のご両親にお会いした時、「いつもブログ、楽しく見てますよ!」とお母さんから言われたこと!!

 

Σ(゚д゚lll)

 

 

彼への不満や不安、赤裸々につづっていたことを見られていたとは・・・。

そんな過去もあるくらいです。

 

過去のブログは節目節目で違うものにしていたので、今では自分でも「あの時書いてたブログのURLは・・・」と、行方知れずなものばかり。

閉鎖してしまったブログ会社もあるので、抹消された私のブログもあります。

 

それでも16年、コンスタントに書いているということは

「私は書くことが好きなんだ!(鼻息)」

と思っていたのです。

 

きっかけはライティングの仕事

今年1月頃に在宅でライティングのお仕事依頼がありました。

あるテーマが与えられ、それについて1本につき2,000字以上で7本。

在宅ライティング初心者の相場よりは3~6倍くらいの有り難い報酬で。

 

書くことが好きだと、このブログ歴から自分でも信じてやまなかった私は意気揚々と依頼を受けました。

 

するとどうでしょう。

 

 

つ、

 

 

 

つ、

 

 

 

 

つらい。

 

 

 

自分の体験談や気持ちを書くことは好きでも、誰かから与えられたお題で言葉を生み出すということがこんなにもしんどいとは。

 

自分でも新鮮な発見でした。

 

でも引き受けた仕事はきっちりやりたいのと、筆がのってくると最低文字数の2,000字なんて軽く超えて、3,000字、4,000字、時には5,000を超えることもあったので何とかできましたが、やっぱりきつかったです。

それでもクライアントさんは気に入ってくださり、直しもなかったので、どうにか7本を完納できました。

 

「書くことがつらい」

 

16年、文章を書いてきての新発見でした。

 

ライティング依頼、2回目

そして3月下旬。

同じクライアントさんからまたライティングのお仕事依頼をいただきました。

 

前回とテーマは違えど、今回書くのは全部同じテーマで、細かいキーワードだけを変え、それぞれ2,000字以上で10本。

 

一瞬、気が遠くなりました。

前回は7本のテーマがそれぞれ違ったので、なんとか書けましたが、今回は10本同じテーマ・・・

書くことが尽きてしまう・・・

 

それでもせっかくいただいたお仕事、引き受けました。

納期は「なるはや」ということだったので、ますますしんどかったです。

10本中5本は、夜、子ども達が寝静まった後から朝4時、5時くらいまでかけてやるというほぼ徹夜で。

 

30代半ば、幼児2人のドタバタ子育て、夫は週休0日・深夜帰りのワンオペ育児の中でのほぼ徹は体にこたえる・・・

 

途中、本気で何度も「無責任だと思われてもいい。もう書けない。辞めたい。」と思いました。

それでも毎回いただく記事へのフィードバック(「気づくとこちらが読者となっています。」「素晴らしいです。」など)がとても嬉しく、その度に気持ちを立て直し、口内炎を常に2つ3つ携えながらなんとか4月中に10本完納!!

 

仕事を選ぶ

終わった時は、もう二度とライティングの仕事は受けない。と全身脱力でした。

会社員であれば、固定給の支給、手厚い保障を得られるという就業条件の中で、言われた仕事を「やりません」て言うことはできないと思うんです。

 

私も会社員だった前職では、それも?それも?それも私ーーーーーー???みたいな膨大な、そして多種多様な仕事が降ってきましたが、「やる」しか選択肢はなかったですもんね。

とにかく捌ききるために、二言目には納期のデッドラインを聞いて、自分の仕事の優先順位をつけて、さっさと優先度の高い仕事から片付けていく。

迷ってる暇なんぞなかった、そんな感じでした。

 

それでも今、こういったライティングの仕事などは業務委託という形で仕事を受けているので、引き受けなければお給料はもちろんもらえない。

心許ない保障。

 

いろいろ自己責任です。

 

口内炎を作り、ヘロヘロになりながらほぼ徹夜してまでの仕事をやるかやらないか。

自分で決めてもいいよね。

 

そう思いました。

それが今の私の働き方の自由度でもあると思うのです。

 

新たな仕事の受注

そんなこんなでライティング10本が終わってすぐ、別のクライアントさんからの案件を受注しました。

これは結構なボリュームではありますが、単価が高いのでとても嬉しい仕事です。

時給に換算すると2,500~5,000円の仕事です。

在宅で、事務系で、時給2,500~5,000円なんて。

ほぼありませんよね。

特別なスキルがあったり、WEB作成できたりしないと。

私は何のスキルもありません、PCの資格も特にありません。

ただ、そんな私が在宅の仕事をする上で大切にしていることがあります。

 

「自信がないこと、やったことのないことでも、とりあえずやってみる」

 

特筆できるスキルがあれば別ですが、競争率の高い在宅の事務仕事。

自分ができる範囲内だけで仕事を待っていたり、これはやったことがないのでと断っていては、仕事0です。

「未経験なんですがチャレンジさせて下さい。」と言ったところから、ライティングのクライアントさんとのお仕事が始まりました。

ライティングの前にもExcel関数を使ったお仕事(これが最初)、メルマガ作成、広告作成なども一緒にやらせていただき、私はどれもほぼ未経験でした。

 

でも今のご時世、調べればやり方なんてすぐに分かります。

なにせ未経験なので、その情報が本当に正しいものなのか、念のためいくつもの情報を確認して作業に落とし込んでいく、そんなことをしていたのでもちろん時間がかかります。

時間をかければかけるほど、時給にしたらどんどん安くなります。

でもスキルがないなら、経験を積むしかないですよね。

やってみるしか、経験は積めないので。

 

在宅は特に競争率も高く、事務系だとなかなか仕事がない状況で、今後も在宅で働くことを視野に入れているなら、まずはやってみないとな、と思ったのでした。

 

ライティングの依頼、3回目

同じクライアントさんからまたご依頼があり、追加ライティング1本と、そのサイトに元々あった記事たちのリライトでした。

 

でも正直、「もう・・・書けません・・・」が本音でした。

それに別の仕事もあり、他に元上司の仕事も受けるので、そこへライティングの仕事を入れるのは物理的にムリでした。

 

加えて、他仕事の報酬が高く、効率的に稼げるので、子育ての傍らにやる身としては、優先順位は明らかです。

 

それでもどうしてもお願いしたいという有り難いお話でもあったので、追加の記事1本だけを書き、サイトのリライトはお断りさせていただきました。

追加記事も徹夜でしたが(^-^;

 

 

「自信がないこと、やったことのないことでも、とりあえずやってみる」

 

という軸で初めてのことにもチャレンジさせてもらったことで、自分の苦手なことも判明しました。

まさか好きだと思ってた「書くこと」が、仕事になった途端、体にも拒否反応が出て、子どものように「やりたくなぁーーーい!」と夫に訴えるほど、好きではないことだったとは。

 

この経験によって「仕事を選び、調整しながら在宅の仕事が続けていけるようになったら最高に幸せだなぁ」と、これからの働き方の自分の中の希望が見えました。

そのためにもきちんと仕事して地道に経験を積まなくては。

 

でも会社員ではなくなったことで「お仕事をいただけることが有り難いんだ」と実感したので、その気持ちを片隅に置きつつ、バランス良く仕事をして、「自分で働いてお金を得る」という機会は失わないでいたいです。

 

子育てと家事だけでは満たされない。

働くことは続けたい。

しかもバランス良く。

 

それが叶えられるのは、

子ども達とも関わりながら家で働いて、自分でお給料を稼ぐ。

 

今の私のいろんな気持ちを満たしてくれる大事な働き方です。

コメント

  1. ゆりりん より:

    こんばんは、ブログランキングから来ました。
    ブログ歴16年凄いですね。
    私は、まだ最近です。
    書くことは、まだまだですね。
    又訪問しますね。

    • nao wrote. より:

      >ゆりりん様
      こんばんは!
      ゆりりんさんのコメントが未承認になっていて、お返事が遅くなりごめんなさいm(_ _)m
      ブログも筆がのってくると楽しいんですけどね(*^^*)
      ゆりりんさんも楽しく継続できますように!
      ご訪問ありがとうございました!

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