クモ、苦手です。
否、基本毛が生えてない生き物が苦手なんです。
虫とか、虫とか、虫とか。
触れません、見るのもできれば遠慮したい。
クモなんてちょっと怖いし。
夫がいる時に見つければ夫担当ですが、いない時に出くわすこともあります。
ある時なんて一人で見つけてしまい、しばらくフリーズ、実家の母に電話して助言を仰ぐ…なんてことまでしました。笑
ま、鼻で笑われましたけどね。
私もいい大人ですから。
ティッシュで取って外に逃がせだの、
(薄っぺらいティッシュ越しに触るのも無理、
出来たとしても逃すまいとギュッとしたら潰してしまいそうで無理、
潰すまいとフワッとやったら逃げられそうで無理)
掃除機で吸い取れだの。
(それはそれで残酷な気がして無理)
そして、よく
朝蜘蛛は殺すな、夜蜘蛛は親でも殺せ
と聞きますが、フワッと殺さずに逃がすのも、迷いなく殺すのも私にはできません。
夫に至っては
｢クモは害虫食べてくれるんやから、そのままでええやん！｣
などと言いやがります。
ドクターXに言わせれば
どれもこれも
致しません。
否、
致せません！
でもそんな私でもクモを逃がしてあげられるようになりました。
使うアイテムは空のペットボトルです。
できれば、捕獲時はクモとの距離をある程度取れ、解放時はサッと逃がせる500mlペットボトルが最適です。
ペットボトルを使えば、壁にいた場合も床にいた場合も、カーテンにいた場合もキャッチ&リリースが可能です。
(経験済み)
やり方は簡単。
片手に四つ折りにしたティッシュ、
片手にキャップの空いた空のペットボトルを持ち、ペットボトルの口のところでうまくクモに蓋をし少し待つ。
この時逃げられないように床や壁等とペットボトルがピタッと垂直に合わさるように蓋をします。
でもペットボトルの口は小さいので、クモを潰さないように、それでいて逃さないように、確実に蓋をするには少しの緊張感が走ります。
そしてうまく蓋ができたら少し待つ。
するとクモが勝手にペットボトルの中の方に歩いて行ってくれます。
そしたらこっちのもの。
片手に持っていたティッシュで素早くペットボトルに蓋をし、窓を開け、ティッシュ蓋を取りペットボトルを振るとクモがでていきます。
ペットボトルは透明なので、クモが無事出て行けたかどうかも目視できます。
クモを傷つけることなく、こちらも触ることなく、キャッチ&リリースが完了。
WIN WINの関係です。
そのためペットボトルは最低1本は捨てずに取ってあります。
そんなある日、夫が娘を抱っこしながら寝かせてた時がありました。
夫が手を離せない時に限ってクモ発見！
でも私には秘策がある！
と、急いでペットボトルを1本ストックしているキッチンに走りました。
ない！
私の必須アイテムが！
ない！
｢ペットボトルがない！！｣
すると夫が
｢ペットボトル？捨てたで(･ω･)ｷﾘｯ｣
むしろ
｢俺、言われる前に家事したで(*･ω･)ﾄﾞﾔｯ｣
的顔。
お～
の～～
れ～～～(ノ｀△´)ノ
妻、プチ噴火です。
ならば責任を取って夫よ、クモをしっかり捕獲して下さい。
見失うことなく捕獲して下さい。
と言い捨て私は買い出しに行きました。
帰宅してみると夫は娘と一緒にスヤスヤ…
容赦なく起こし｢クモは？｣
（；゜〇゜)ﾊｯ
寝てもーた！
（ー_ー♯）ﾋﾟｷｯ
見失ったのね？
(;・д・)ﾊｲ…
おーーー
のーーーーー
れーーーーーーーーっ！！(ノ｀△´)ノ
クモ一匹でこんなにも怒れる妻です。
この方法に需要があるかは分かりませんが、同じようにクモが苦手な方はペットボトル必須です！
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