高熱の後は口内に異物発見。

こどものカラダ

前回、すこぶる機嫌の悪い娘が大口開けてギャン泣きした時に、娘の上あごに見えた、アレ。

一瞬見えた、変なもの。

一瞬にして変な汗が出てきた、変なもの。

 

 

これって腫瘍じゃないよね・・?

こんな時は「もっと泣け、もっと泣け!もっと大口開けてもっと泣け!」と思う。

そしてよーく目を凝らして、見た変なもの。

 

私の目には、全体的に黄色っぽく、一部が黒く変色した腫瘍のように見えました。

 

なに・・これ・・・。

 

高熱の原因はこれ?

 

いや、突発だよね・・。

 

じゃあこれは何?

 

新たな病気?

 

機嫌悪い原因はこれ?

 

いや、だから突発だよね・・。

 

もう、私の頭の中は、

娘の上あごに変な腫瘍ができた、どうしよう、なんだこれ。いつからあるの?上あごなんてそんな見ないし、もしかしてすごい前からあって気付くの遅くなったからこんなになっちゃったの?え?どうしよう。

でした。

 

夫はすぐさま指を入れて触り。

「なんかめっちゃ硬い。。柔らかい出来物とかそんな感じやない。めっちゃ硬くなってる。」と。

 

腫瘍って硬いの・・?どうしよう・・?口の中だから耳鼻咽喉科でいいんだよね・・?と、軽くアワアワしながらかかりつけの耳鼻咽喉科へ。

 

 

 

念のため、写真を取っておきました。(○印のところ)

kounai-ibutsu

 

かかりつけの耳鼻咽喉科の診断

耳鼻科の先生は、おでこにライトが付いて、目のところの拡大レンズ?みたいなもので何度か確認。

触ってみるも、夫と同じように「硬いですね・・」と。

この硬いところが白ければ、骨が移動して上あごから出てくるものも当てはまるそうだが、なにせ黄色くて硬い腫瘍のようなものは見たことがないと。

 

「紹介状を書くので大きい病院で診てもらってください。」

 

またこのパターン!?

以前の原因不明で1週間高熱だった時に続いて今回も紹介状・・。

 

息子の時は大きい病院で診てもらったことなど一度もないけど、娘は2ヶ月の間に紹介状2通。

そういう系の病気にかかり易い子なのかな、などと思いながら、それでもやっぱり変な腫瘍だったらどうしよう、手術になったらどうしよう、と、不安は変わりませんでした。

 

 

総合病院の診断

そして紹介状をもらってまた総合病院へ。

前回は小児科。

今回は耳鼻咽喉科。

 

午前の受付時間ギリギリになったので、そこから2時間待ちました・・・。

最初にかかった病院の先生は見た目40代、総合病院の先生が診察室の開閉のたびにチラッと見えるのですが、見た目20代後半~30代前半で若め。

 

どうやら今日はこの先生1人で回してるらしい。

 

40代(推測)の先生でも今まで見たことないと言っていた変な腫瘍みたいなやつ。

 

その先生より明らかに若いこの先生は見たことあるのだろうか、いや、きっとないに違いない。

どんな診断になるのだろう・・・と不安が募る2時間。

 

そしてようやく呼ばれ、まずは同じく写真を見せました。

その後、先生が直接診察。

ここはさすがは総合病院。

小さなスコープみたいなのを娘の口の中に入れると横のモニターに鮮明な口内の映像が映し出されました。

 

Dr.「・・・・・ん~・・?」

 

モニターを見つめる私(・・・・・・・・・ん・・?)

 

Dr.「ん?・・・・・んん????なんだ?これ。」

 

私(やっぱり見たことないのか…)

 

Dr..「…何か…付いてる…?」

 

私(…え??)

 

 

 

 

Dr..「何か付いてますね。

 

 

 

 

そして手を入れる先生。

「ん?・・・取れるぞ?これ。」と言って、ピンセットみたいな器具を口の中に入れ…。

 

 

 

「取れた!」

 

 

 

口の中から出てきたもの。

それは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穴があったら入りt…

 

 

これでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

aoringo

 

 

まさかの青りんご。

 

 

 

青りんごのシール Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

嘘でしょ?嘘でしょ?

 

やーーーめーーーてーーー!!

 

 

先生方に平謝りですよ。

すみません、お騒がせしてすみません。て。

 

 

若めのDr.は笑顔で「初めて見ました、このパターン!笑」と言ってくれたので気持ちは和みましたが。

 

そりゃあ初めてですよね。

 

青りんごのシールを上あごにくっつけて、紹介状まで書かれて受診するパターンなんて。

 

「若ドクターよ、絶対あなたも診たことないだろうよ、大丈夫かね?」と待合室で偉そうに構えてた自分を往復ビンタしてやりたい。

 

 

病院の看護師さんも「記念に持って帰りますか?w」とご丁寧にガーゼでくるんで持たせてくれました。。。

 

もうこんなことは直接話したい!と、病院を出てすぐに夫に電話。

でも仕事中の夫は出られず、仕方なしにLINEを入れておきました。

 

夫返信「紹介状書いてもらって、これ!!笑

    まじお疲れ様でした、、、」

 

私  「せやで!!

    総合病院、2時間待ってこれや!!」

 

夫  「笑わせるわ~ほんまにお疲れ様でした、、、」

 

結果、笑い話になりましたが、よくよく考えてみたら、この小さいシールが上あごではなく、もっと奥の喉に貼り付かなくて良かったなと。

喉に貼り付いてたら見つからなかったかもしれないし、こんなにすんなり取り出すことはできなかったかもしれないし。

 

それにしても娘はよくいろんなものを口に入れます。

上の子は全くそれがなかったんですが。

 

前回も誤飲があり、慌てて家中のおもちゃ箱をひっくり返して口に入りそうなおもちゃはクローゼットにしまったんです。

 

それでも青りんご…。

 

そうだ、既存のものはしまったとはいえ、上の子が幼稚園での制作物やお友達からのお手紙を持って帰ってくるんだ。

その追加量産される小物達のチェックもせにゃいかんのだ。。

 

 

今回の教訓。

☆先入観とは時に診断を混乱させる。

 

って、こんなシールパターンは極々稀ですが。(汗)

 

☆(娘にとっての)危険物は日々追加量産されている。

 

ということ。

 

今回は、もろに全身がヘナヘナヘナ~っと脱力していく力の抜け感を体感しました。

ぐで~

すこぶる機嫌の悪い娘

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