ほんの1㎝。

ほんの1㎝ヒトリゴト

ただいま深夜3時過ぎ。

1時過ぎに娘が「おっぱいくれ~えーん」と泣き、授乳を終えてからなんだか眠れずに。

 

左を見れば息子が布団をはいでいて。

右を見れば娘バンザイで両腕が布団から出ていて。

 

息子に布団をかけ、娘はほんの1㎝、布団を首の方まであげてかけ直す。

 

ほんの1㎝。

ほんの1㎝でも寒くないように。

 

私も子どもの頃、いや、大人になってからも、実家の居間でうたた寝とかしてると母が

「ま~た、背中出てる。

この子はいっつも背中までかけないで寝ちゃうんだから…。」と、ぶつぶつ言いながら、布団をかけ直してくれていました。

 

ちょっと寝たふりしながらそんな言葉を聞いて、かけ直して貰った時のあったかさ。

とか、安心感。

 

あの頃はこっちも「ま~た同じこと言ってるよニヤニヤ」なんて思ってたけど(毎回背中出して寝てる私は棚上げ)。

 

 

今なら分かります。

母の愛だったなぁと。

子どもが寒くないように。

自然に手が出てしまうことなんだと。

 

 

私もさっき息子に 「ま~た布団はいでるよ~…」と呟きながらお布団をかけ。

娘に 「いっつも両手出して寒くないのかい?」と呟きながら、お布団をほんの1㎝あげ。

 

母と同じことしてました。

 

ほんの1㎝。

されど1㎝。

 

—– 追記

ただいま4時半過ぎ。

また娘が「おっぱいくれ~えーん」と泣くので、起きたついでに息子を見るとまたもやはいでいる。 

はいでいるを超えて布団が見当たらない!

確認すると、うつ伏せで寝てる息子がお腹の下で布団をホールド。 

がっちりホールド!

仕方なく私の布団をおすそ分け。

 

でも以前寝ながら 「暑いんだから!やめて!ムキーッ」と言われました。

 

 

 

 

(しょっちゅう上半身露わの私もな!)

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慣れって怖い。

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