今年の夏、非常にしんどかった。
精神的に「ずーーーん(谷底)」でした。
詳細を書けるほど時間は経ってなく、まだホヤホヤ感満載で詳しくは書けないんだけど。
(だったら言うなよ、気になるだけじゃん)て、私もよくTVに突っ込むけど。
とりあえずこの経験があったから、私の歩みが一歩進んだこともあり。
仕事で大変なトラブルが起きていた。ということだけ。
私の大幅な収入ダウン見込みによって、改めて「私はどう働いていきたいんだろう」「何をしたいんだろう」と真剣に考えるようになった。
超ポジティブに捉えるなら
「もうそろそろちゃんと考えてみたら?今の日常が本当にやりたいこと?」
と自問自答するための大きな爆弾だったのだと思うようにした。
これくらい大きなキッカケがないと動かないだろ?考えないだろ?わたし。と。
そしてとにかく手や思考が止まるとトラブルのことばかりを考えてしまうから、そうならないように、私が人生で全くできなかった読書をしてみることに。
読書はできない。
夏休みの宿題の定番、読書感想文も「まえがき」と「あとがき」だけを読んで、内容を膨らませて書いていた。
それでも読書感想文コンクールで表彰されたことはある。
言葉を紡ぐのはまぁまぁできた。
でも読書ができない。
大人になってもチャレンジは何度もした。
興味のある本を買い漁り、パラパラと最初だけ読み、閉じる。
懲りずにその繰り返し。
懲りないの。
挑戦はしてみたいらしい。
でもずっと完結できないまま生きてきた。
それが今回、トラブル思考から逃避するために本を取ってみた。
ら。
読めた。
1冊の本を読了。
今までどんなにチャレンジしても挫折してきたのに。
これができた時、まさに私の歴史が動いた。
大袈裟な変化ではなく、今までどうしたって動かなかった私の中の山がズンと動いた。
しかも本の内容が興味深く、「早く続きを読みたい」と本を欲したりなんかもして。
読書ができない私をよ~く知っている夫に伝えたらそれはびっくり。
私が丸々読み終えられた本がどんな本だったのか気になったようで夫も読み始めたらあっという間に読了。
詳しい方法とかが書いてあるわけではない。
著者の経験が書いてある本。
それでも夫も私もこの本がキッカケで「お金の勉強」への関心がブワァァァッと湧き上がって。
マネーリテラシーについて少しずつ学び始めた。
子どもの教育費、老後資金。
我が家のお金についての考え方、貯め方、使い方ってこのままでいいのかなって。
そんなちょっとの危機感と、うまくお金が循環していったことを想像した時のワクワク感。
ある人が「1冊の本が人生を変えることもある」と言っていた。
36年間、どうしたって、どう頑張ったってできなかった読書ができるようになった1冊。
私を動かした1冊が確かにありました。
そして私はもうすぐ2冊目の本を読み終えようとしているところ。
というわけで、備忘録がてらBookカテゴリーを追加。
私の人生を少しだけ動かした一冊の本
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